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在宅薬剤管理指導を通じ、
現場の橋渡し役として
患者さま・ご家族の負担を軽くしたい

薬剤師 福田 順也FUKUDA JUNYA 2021年度中途入社
東北医科薬科大学薬学部卒業

より近い距離で健康を支える、在宅薬剤管理指導の魅力

もともと在宅薬剤管理指導に携わりたいという気持ちが強く、業界に先駆けてこの取り組みをスタートし、地域にそれがしっかりと根づいていた点に魅力を感じ入社を決めました。入社前は病院薬剤師として8年間、他の調剤薬局で3年間勤務していました。さまざまな患者さまと関わる中で、自宅や施設での薬の管理や処置を見直すことで、患者さまやご家族の負担を軽減させることができると感じたことが、在宅薬剤管理指導に興味をもつきっかけになりました。

入社後は病院薬剤師時代の経験や、糖尿病療養指導士、NST専門療法士などの資格をいかしながら、のびのびと働くことができています。現在配属されている店舗が在宅薬剤管理指導特化型でもあるため、クリニックの先生方や施設のスタッフさん、患者さまご本人やご家族の方々など、各所と密なコミュニケーションと情報共有を行いながら業務にあたっています。

現場の橋渡し役としてよりよい状態を模索し、「気がつく」仕事を

現在は在宅薬剤管理指導特化型の店舗で、調剤・監査・薬の配達をメインに、ひと月あたり8〜9件の施設在宅と個人在宅を担当しています。クリニックの先生方の往診同行をし、診察時のミーティングを交えて処方内容を決め、薬局に戻って調剤・監査を行い配達するのが訪問の流れで、残薬カレンダーを管理しながら、薬が途切れないようにスケジューリングしていきます。急ぎの案件が突然入ってくることもありますが、仕事を日々しっかり完了させた上で、患者さまや施設のスタッフに感謝の言葉をいただいたときや、ご家族から介助に伴う質問や相談をいただくときなどは、皆さまの健康を支えるお手伝いができたと感じられ、大きな励みになっています。また、患者さまや先生方、施設のスタッフとの対話からよりよい状態を模索したり、先生方の処方意図を汲み取ったりすることにこの仕事の面白さを感じます。

働く上で一番大切にしているのは「気がつける人になる」ことです。患者さまやクリニックの先生方、施設のスタッフなどから、薬局、そして薬剤師として求められていることに対し、どこまで気がつけるかどうか。専門職である薬剤師の仕事をしっかりこなすことは大前提ですが、周囲の負担を減らすためにも、気がつく・気が利く・気が配れる人となることで現場の橋渡しとなり、その人や状況をよく見て考えて行動することを意識しています。

自己成長と薬に対する責任感。必要とされる薬剤師へ

65歳以上の人口が総人口の2割を超える超高齢化社会が訪れようとしている中で、在宅薬剤管理指導へのニーズはますます高まりをみせています。AIの進歩で薬剤師の仕事がなくなるのではともいわれていますが、大切なのは役割分担ではないでしょうか。AIに任せられる業務は積極的に任せ、患者さまと直接やりとりし、親身になって相談に乗る部分は薬剤師が担うことで、健康な暮らしを実現するための相乗効果が発揮できればと考えます。そのためにも頼られる、必要とされる薬剤師になれるよう、自身の短所と長所を分析しながら人としても成長していきたいです。今後も、コミュニケーションと各所への連携を大切に、薬に対する責任感をもって患者さまと向き合っていきます。

社員インタビュー

01
薬剤師
阿部 祥之ABE YOSHIYUKI
2023年度新卒
02
薬剤師
上田 桐子UEDA KIRIKO
2022年度中途
03
薬剤師
泉 雄介IZUMI YUUSUKE
2019年度中途
04
医療事務
仲西 麻衣NAKANISHI MAI
2022年度中途
05
薬剤師
福田 順也FUKUDA JUNYA
2021年度中途